ナンバンギセル(南蛮煙管)

ハマウツボ科 ナンバンギセル属
 Aeginetia indica  



山麓、林縁の草地に生える1年生草。 ススキ、ミョウガ等の根に寄生する。
茎は地中にあって短く、葉は燐片状に退化。 
葉の脇から数本の花茎を伸ばし、萼は鞘状で上方の先端が尖る。
筒状の花を横向きにつける。室果は卵球形で長さ1〜1.5cm、内部に多数の
微小な種子を有する。
筒状の花と花柄の形が、南蛮人の煙管(パイプ)にそっくりな事から
この名前がついた。 分布は日本全土。開花7〜11月

名護市 06.10.29

国頭村2014.12.10


名護市 06.10.29 (左)  西表島 10.6.5 (右)

大宜見村 10.10.31




筒状の花の内部は紅紫色。
花柱の先に大きな柱頭がある。(右側)
雄しべは4個で白いひらひらしたものが葯。
大宜見村 10.10.31
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