ナガバコバンモチ(長葉小判黐)

ホルトノキ科  ホルトノキ属
Elaeocarpus multiflorus


高さは10mの常緑高木。葉は互生し枝の先端付近に集まり、狭倒卵楕円形から
倒卵状長楕円形で長7〜12cm、幅3〜6cm、鈍鋸歯縁、先が尖り、両面無毛。
前年枝の葉腋から長さ5〜9cmの総状花序を出し、花は両性花、白色で萼片は5個、
長さ5〜6mm、白色の絹毛が密生する。花弁は5個、長さ6mm、雄蕊は多数。
核果は楕円形で長さ1.5p、熟して青緑色となる。
県内の分布は石垣島と西表島。分布域の北限である。国外は台湾、フィリピン。

西表島 2010.6.4

西表島 2010.6.4



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