ナガバカニクサ(長葉蟹草)

カニクサ科 カニクサ属  
Lygodium japonicum var. microstachyum



林縁、道路脇の樹木の間等、よく見かける細いシダ。根茎は横走し、径2〜3mmとなり、茎は細い針金状で褐色細毛を密布する。 葉は多数で3回羽状に分裂し、両面ともに粗毛を散生する。葉柄は長さ1〜3mm、羽片の中軸は細く上部には狭い翼がある。 小羽片は2〜3個、中軸の両側に互生し、頂羽片は線状披針形で特に長く、長さ4〜8cm、鋸歯縁、最下羽片は長い柄がある。 胞子嚢をつける小裂片は裂片の辺縁に突出してつく。琉球以南は頂裂片が細長くなる点等で屋久島以北と異なる。
 
東村 2008.7.27

胞子葉 (左)西表島 2011.7.23  (右)大宜味村 2017.3.16

大宜味村 2017.3.16

名護市 2015.12.7

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