ナガバイヌツゲ

モチノキ科 モチノキ属
Ilex maximowicziana

山地の林縁、林内に生える高さ3〜10mの常緑の小高木。雌雄異株。
小枝には縦稜があり、今年枝はやや4稜形で頂芽と共に微毛がある。
葉は互生し、単葉、革質、楕円形〜倒披針形、長さ3〜8cm、幅1.3〜3.4cm。葉の先はやや尖り、鋸歯縁、両面とも無毛で仮面には腺点がある。 葉柄は長さ7〜10mm。
雄花序は束生、各枝に1〜3花で白色の4弁花。雌花序は今年枝の下部又は鱗片の腋に単性、花柄は長さ7mm。
果実は球形、黒熟し、径8mm、種子は4個。
分布は石垣島、西表島、与那国。葉型や葉柄の長さには変化が多く小さいものはムッチャガラに似て見分けが難しい時も有る様だ。


西表島 2013.10.28

西表島 2013.10.28

西表島 2013.10.28

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