日あたりのよい原野や湿地にみられる1年生草本。植物体はやや叢生する。有花茎は太く三角柱形で高さ20〜60cm。 葉は扁平、有花茎とほぼ同長、幅5〜10mm。写真は緑色だが秋になると褐色になる。基部の鞘は赤みを帯びた褐色。 苞は5〜8枚、葉状で花序よりも長い。花序枝は5〜10本。分花序は多数の小穂を密生する。 小穂は線形、長さ1〜1.5cm、黄金色、10〜15個の花をつける。鱗片は広楕円形、長さ約2.5mm、鋭頭。痩果は狭倒卵形、 長さ約1.5mm、横断面は扁3稜形、花柱は長さ2mm。柱頭は3岐。 分布は本州、四国、南西諸島、台湾、インド、マレーシア。 |