ムッチャガラ シマイヌツゲ


モチノキ科 モチノキ属
Ilex maximowicziana var. kanehirae


山地の林内、林縁に生える常緑の小高木で、高さは2〜5m。雌雄異株。
葉は互生、葉身は革質で倒披針形〜楕円形、基部はくさび形で先は鈍く尖る。葉柄は長さ3〜6mm。
雄花序は新枝の下部の鱗片葉または葉腋から花序を出し1〜3花、雌花序は1花をつける。花弁は4個、白色で長さ約2mm。 果実は球形で黒熟する。
石垣、西表島、与那国島に産するナガバイヌツゲの変種で、より葉が小さく、葉柄も短い。沖縄の方言がそのまま和名になっている。 分布は九州(奄美大島以南)〜沖縄、台湾。開花は3〜5月。

国頭村 2012.11.6


雄花  国頭村 2012.11.6


葉は革質で長さ4〜5cm、表面は光沢があり、裏面は腺点を布き、葉脈が目立たない。
国頭村 2012.11.6


恩納村 2019.12.17





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