ミズオオバコ(水大葉子)

トチカガミ科 ミズオオバコ属
Ottelia alismoides

水田や溝、ため池等に生える沈水性の1年生草本。葉は根生し、長い柄のある円形〜長楕円状心形で、長さ5〜23cm、幅2.5〜15cm、縁は波状。 水の深さや環境により変異が大きく大型の葉をつける事もある。葉柄は3角柱形。
鞘状包は長さ2.5〜3.5cm、辺縁には波状の3〜6翼があり、口部には5〜6歯がある。
花は白色〜微紅色、萼片は小形、長楕円形、緑色、花弁には 網状脈がある。
果実は長さ2.5〜3.6cm。分布は本州〜九州、沖縄。開花は4〜11月。

西表島 2011.7.24

コンクリートで囲まれた大きな溝でこの花をみました。もう夕方で船が出る時間近くだったので花が閉じかけでしたが水に影を落とす姿も
なかなかいいものだなと感じました。花に比べて大きな葉が水に透けて見えました。オオバコの葉に似ているのでこの名前がついた。
西表島 2011.7.24

名護市 2014.11.8

名護市 2014.11.8

名護市 2017.8.23

(左・中)西表島 2018.10.18 (右)名護市 2018.12.3

名護市 2014.1.14



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