ミズヒキ
(水引)
タデ科 イヌタデ属
Persicaria filiformis
低地の林縁や湿り気のある場所に生える多年生草本。全株に粗い毛がありざらつく。茎は直立、又は分岐して高さ30〜90cm、 節部はふくれる。葉は互生し、広楕円形〜倒卵形で膜質、長さ5〜25cm、先は急に尖り、上面はやや無毛又は多少毛があり、下面は白色の綿毛が多く、 中央部にはしばしば黒い斑点がある。 総状花序は茎頂につき、円錐状で長さ約20〜40cmで疎らに赤色の小さい花をつける。
痩果は楕円形で長さ2.5〜3mm。
分布は日本全土、沖縄ではきわめて少ない。
大宜味村 2015.11.26
(左)花序は斜上または横向きにつき、疎らに花(果実)をつける。(右)節部は膨れる。
大宜味村 2015.11.26
種子の長さは2.5〜3mm。
大宜味村 2015.11.26
葉の中央部に黒い斑点があった。
上面はやや無毛、下面は白色の綿毛がある。
大宜味村 2016.3.27
見つけた場所は低山地の湿った場所。
大宜味村 2016.3.27
花が咲き始めました。(右)上が雄花、下が雌花。
大宜味村 (左)2016.6.10 (右)2016.7.22
長い花序の中に雄花は少数、雌花は多数、疎らに間をおいて付く。(右)雄花
大宜味村 2016.7.22
大宜味村 2016.7.22
大宜味村 2017.10.18
トップへ戻る