ミゾシダ(溝羊歯)

ヒメシダ科 ヒメシダ属
Stegnogramma pozoi ssp. mollissima


やや湿った林縁や路傍でみられる夏緑性のシダで、沖縄だと冬の姿も変わらないかも知れません。
・根茎はやや短く這う。葉柄は葉身より短く密に毛があり、やや褐色での麟片がつく。
・葉身は長楕円形〜長楕円状披針形、1回羽状複葉、両面は有毛、基部は次第に狭くなるが、最下羽片は少し長くなる事がある。
・側羽片は羽状に深裂して無柄、裂片は全縁か、わずかに波状縁。ソーラスは脈に沿ってつき、包膜がない。
・分布は北海道〜沖縄。

沖縄本島ではなかなか見つけられないでいましたが、関東でこのシダを見たすぐ後だったので、石垣島ですぐ目についた。
石垣島 2013.5.25

ソーラスは脈に沿ってつき、包膜はない。
石垣島 2013.5.25

最下羽片の中軸と葉柄基部の麟片。
石垣島 2013.5.25

=================================高尾山で=================================

高尾山 2013.5.16

高尾山 2013.5.16

=================================鹿児島県で===============================

長崎県 2016.4.14

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