ミヤマイタチシダ(深山鼬羊歯)


オシダ科 オシダ属
Dryopteris sabaei

・丘陵〜山地のやや湿った林床に生育する半常緑性のシダ。・根茎は斜上し、葉を叢生する。
・葉柄は淡褐色〜紫褐色、長さ20〜30cm。鱗片は淡褐色〜褐色、下部で密、上ではやや疎ら。基部に無性芽を生じる。
・葉身は2回羽状中裂〜複生、卵状楕円形〜広卵形、鮮緑色。最下羽片の第一小羽片は最大で短柄がある。葉脈は表面で凹む。
・胞子嚢群は円形、葉身の先端側約半分につき、中肋寄り。包膜は円陣形、ほぼ全縁、灰白色。
・分布は北海道、四国、九州(福岡県、長崎県対馬)、屋久島(日本固有種)
屋久島 2019.5.30

胞子嚢群は円形、葉身の先端側約半分につく。
屋久島 2019.5.30

葉柄の鱗片は淡褐色〜褐色、下部で密、上ではやや疎ら。胞子嚢群は中肋寄り。包膜は円陣形、ほぼ全縁、灰白色。
屋久島 2019.5.30

最下羽片の第一小羽片は最大で短柄がある。
屋久島 2019.5.30

葉脈は表面で凹む。
屋久島 2019.5.30

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