ミヤコジマハナワラビ
(宮古島花蕨)
ハナヤスリ科 ミヤコジマハナワラビ属
Helminthostachys zeylanica (L.) Hook
低地林の中に自生する常緑多年性のシダ植物。根茎は短く匍匐する。
真っすぐな地上茎の先に水平状に葉を広げ、更にその中心の茎の延長上に胞子葉をつける。
担栄養体(栄養葉)は2回3出複葉。葉は厚い紙質、緑色、葉脈は遊離し、二叉分岐、側羽片はは狭倒三角形、不規則な細鋸歯縁、有柄で羽片基部が流れて翼になる。
担胞子体(胞子葉)は穂状、長さ3〜12cm。分布は琉球列島(沖永良部島以南)
西表島 11.7.24
胞子葉は1本、または枝別れしたのもあった。胞子葉の根元をコンコンと叩くと白い粉状の胞子が飛び、葉が白くなった。
西表島 11.7.24
西表島 (左)2011.9.9 (右)2015.2.16
宮古島 2022.5.19
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