・低地〜低山地の湿った岩上や石垣に着生する常緑性でのシダ ・根茎はやや太く、長く匍匐し、赤褐色〜茶褐色の線状披針形の鱗片を密生する。 ・葉は単葉〜3裂葉(深裂)、葉柄は長さ(9.4-)12〜17(-20)cm、基部に淡褐色〜黒褐色の鱗片が密につく。 ・葉身は広卵形、単葉の場合は卵状披針形、長さ(9.4-)12〜14(-15)cm、幅(9.0-)9.7〜13(-18)cm、鋭尖頭、紙質、緑色、 葉脈は網状(遊離小脈あり) ・胞子嚢群は葉身、裂片の頂点側からつき、やや中肋より、中肋の両側に各1列に並ぶ。包膜は円形。 ・分布は北海道、本州、四国、九州、琉球列島、朝鮮、中国、台湾、インド、スリランカ、フィリピン。 |