カヤツリグサ科 ハリイ属
Eleocharis fistulosa (Poir.) Link
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・湿地に生える多年草。根茎はやや短く、植物体はやや叢生し、長く軟らかい匍匐根茎を出す。 ・有花茎は高さ３０〜８０ｃｍ、幅２．５〜４ｍｍ、３稜形。基部の鞘は長さ５〜１０ｃｍ、赤褐色。 ・小穂は円柱形、長さ２〜３ｃｍ、やや鋭頭で淡緑色。麟片は卵形、長さ６〜８ｍｍ、鈍頭で縁はざらつく。 ・痩果は広倒卵形、長さ２ｍｍ、光沢があり表面に格子状の模様がある。柱頭は３岐する。 ・花期は７〜１０月。分布は紀州、香川県、九州、南西諸島。 |
 2009.7.25 |
 2014.6.27 |
開花期。（左）雌花柱頭は３岐。 （右）雌花と雄蕊。
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（左）結実した小穂、長さは２．５ｃｍ。麟片は鈍頭で縁はざらつく。(右）有花茎の断面）
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痩果は広倒卵形、長さは２ｍｍ。表面に格子状の模様がある。柱基はやや圧扁された3角形状。
刺針状花披片は痩果よりも長い。刺針状花披片にはまばらに下向きの剛毛がある。
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