ミスミグサ  
イガコウゾリナ、ミスミギク

キク科 イガコウゾリナ属
Elephantopus scaber

道端や空地、海岸近くの草地に生える多年草。
茎は直立し、疎らに分岐して高さ20〜80cm、白色の伏毛が密生する。 根出葉はロゼット状、倒披針形〜さじ形、長さ5〜18cm、幅2〜4cm、円頭、疎らな鋸歯縁、両面に白毛があり、下面には腺点がある。
頭花は茎頂、枝先につき、径1.5〜2cmの頭花群をなし、広卵形で葉状の3個の苞で包まれる。
総苞は円柱形、長さ8〜10mm、径2mm、 緑色で先端は赤紫色を帯び、総苞片は三角状披針形、先端はとげ状。花冠は紅紫色〜紫色。 痩果は線状楕円、長さ4mm、有毛。
琉球植物誌では帰化植物とされていて、沖縄島、八重山諸島で見られる。 他にシロバナイガコウゾリナがある。

石垣島 2018.10.30

石垣島 2018.10.30

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