ミソボシラン(みそぼし蘭)
(トミヤマフタオラン)

ラン科 ミソボシラン属
Vrydagzynea nuda

山地自然林陰湿な林床に生える高さ10〜20cmの常緑多年草。茎は初め匍ふくし、その後立ち上がる。
葉は卵状長楕円形、長さ2.5〜5cm、3〜11個をやや疎らに互生、葉柄の基部は鞘になる。
花は小形で茎頂に総状花序に6〜12個つけるが殆ど開かず黄緑色、わずかに褐色を帯びる。萼片の先端は白色、花弁は長さ4.5mm、 唇弁は長さ3.5mm、基部に長さ4.5mmの距があり、距の中に球形の突起が1対ある。
分布は石垣島、西表島。花期は3〜4月。

石垣島 2014.3.22

石垣島 2014.3.22


花序の下部の花が丁度咲き始めたばかりでした。
花は殆ど開かないと聞いていたのですが、この後、
満開の時点でどの位開くのか知りたい所です。
白い微毛が生えていて花茎も有毛でした。

石垣島 2014.3.22

石垣島 2018.4.25

石垣島 2018.4.25




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