メリケンガヤツリ (メリケン蚊帳吊) 

カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
Cyperus eragrostis

水田や湿地に生える大型の多年草。叢生し、大株となる。有花茎は太く高さ30〜100cm。
基部の鞘は赤褐色。葉は幅5〜10mm、長いものは有花茎と同長。苞は5〜6枚、2〜3枚は花序より長く最下の物は長さ50cm以上になる。 花序は単一で複散房状。花序枝は5〜10本、枝先に5〜20個の小穂が球状に集まる。小穂は長楕円形、長さ5〜15mm、黄白色、 10〜30個の花をつける。鱗片は長さ約2mm、中肋は緑色で幅広く、鈍頭。痩果は倒卵形、長さ約1mm、3稜形。柱頭は3岐する。
分布は本州(関東地方以西)〜南西諸島。開花は4〜11月。南北アメリカ原産の帰化植物。

名護岳 2016.8.10

名護岳 2016.8.10

名護岳 2016.8.10

名護岳 2019.4.25

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