メヒルギ(雌漂木)

ヒルギ科 メヒルギ属
Kandelia obovata

マングローブを形成する代表的な常緑小高木で高さは4〜7m。幹は直立し、樹皮は赤褐色。
葉は対生で革質、光沢があり長円形で長さ8〜15cm、幅は3〜5cm、葉先も丸くなっているのが特徴。
花は白色で葉腋から2又分岐し集散花序に4〜10個、萼片は5裂、裂片は披針形で長さ15mm、花弁は5個で白色。
分布は鹿児島、種子島〜沖縄、八重山諸島。開花は4〜5月。
(主なマングローブ ヤエヤマヒルギオヒルギマヤプシギ)、ヒルギダマシ、等

西表島 2013.5.26

西表島 2013.5.26>

この果実が落下して泥地に刺さって定着する。
ヒルギは「漂木」の意味で幼根が海水によって運ばれる事に由来する。:(琉球弧・野山の花)より

西表島 (左)2013.5.26>  (右)名護市 2017.12.5

幹は直立し、樹皮は赤褐色。
西表島 2015.2.16

西表島 2015.2.16



(右)上部の反り返ったものが萼(宿存萼)
嘉手納町 2022.1.28



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