マツザカシダ
(松坂羊歯)
イノモトソウ科 イノモトソウ属
Pteris nipponica
石灰岩地域の林下に生える常緑のシダ。根茎は短く横走し葉は束生して高さ70〜100cm。
葉は2形で1回羽状複葉、栄養葉は、葉身が1〜3対の側羽片と頂羽片があり、最下の羽片は2岐し、線形で中肋にそって広い白斑の有るものが多く、 長さは20cm程度。
胞子葉は長さ60cmに達し、葉柄は葉身より長く羽片は1〜3対、線形〜線状長楕円形、長さ10〜20cm、薄い革質、無柄、先は尾状に鋭く尖り、不揃いの微鋸歯縁。ソーラスは葉縁に沿ってつく。
分布は関東南部〜九州、沖縄。
大宜味村 2010.7.10
大宜味村 2010.7.10
胞子葉は葉柄が長く60cm位となり羽片は線形長楕円形で先は尖る。、
名護市 2010.7.10
大宜味村 2012.2.5
大宜味村 2012.2.5
2008.4.5
大宜味村 2016.6.5
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