マキノシダ(牧野羊歯)

チャセンシダ科 チャセンシダ属
Asplenium loriceum

樹幹や山地の岩上に生える常緑のシダ。根茎は短くて大きく斜め状に這い、葉は叢生し、高さ60〜70cm。
麟片は長さ1cmの暗褐色〜黒色の披針形、辺縁に不鮮明な鋸歯がある。葉柄は黄緑色で褐色の麟片がつく。
葉身は単羽状複生、側羽片は2〜5対又はそれ以上、短柄があり、披針形。ほぼ全縁で基部はくさび形、先端は鋭く尖り、尾状に伸びる。 ソーラスは線形、中肋から辺縁近くにかけてつく。



側羽片には短い柄があり側羽片に似た頂羽片をつける。


葉柄は緑〜黄緑色だが、基部は黒〜褐色の麟片に覆われる。


ソーラスは線形、辺縁に到達する事は無い様だ。






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