マルヤマシュウカイドウ(丸山秋海棠)

シュウカイドウ科 シュウカイドウ属  
Begonia formosana




山地の渓流沿いの岩場に生える高さ30〜40cmの多年草。
根茎は匍ふくし、茎は太く、條があり、無毛。
葉は長柄があり、斜卵形で長さ10〜15cm、幅7〜12cm、縁には
切れ込みと、さらに細かい鋸歯がある(重鋸歯)。
花は傘状花序で数花つき、雄花は花被片は4個、淡紅色、外側の2片は
大きく、内側の2片は小形、雄蕊は多数。室果は長さ1〜2cm。
分布は石垣島、西表島、台湾。開花は5〜11月

西表島 2010.6.5

よく似るコウトウシュウカイドウは 花は似るが、葉の形が違う。
日本に自生するシュウカイドウはこの2種で八重山地方が自生の北限。
西表島 2007.2.17  

西表島 2018.10.18  

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