山地に生える高さ10〜25mの常緑高木。本来の自生は九州〜屋久島らしいが、沖縄でも野生化した物が見られる。
これは名護市の明るい林道に生えていて高さ4〜5mだった。 樹皮は通常縦に細かく裂ける。葉は互生で全縁、長さ6〜11cm、明るい緑色、縁はやや波打り先は短く尖る。 基部の3行脈の分岐点にダニ室の膨らみがある。葉をちぎるとツンとした香りがある。 花は葉腋に円錐花序を作り分岐して疎らに花をつける。花は淡黄色、径約5mm。 果実は球形、径7〜8mm、黒熟する。分布は関東〜南西諸島。開花は5〜6月。 |