クサトベラ(草扉) 

クサトベラ科  クサトベラ属
Scaevola taccada 


海岸の岩石や砂地に生育する常緑の低木。高さは0.8〜4m。全株白色の短軟毛を密布する。幹は下部で疎らに分岐し、 小枝は太く径1cmに達し液質。
葉は互生、小枝の先端に集まり、倒卵状へら形、軟らかく、多肉質、長さ10〜16cm、幅は4〜8cm、円頭〜鈍頭、 基部は次第に狭くなって幅広い柄になる。
花序は葉腋につき白い花を咲かせる。花冠は白色で扇状に5深裂、長さ2cm程度、外面は絹毛をふき、内面には白色の微毛がある。 果実は扁倒卵形白熟し、光沢があり、内果皮は海綿質。
本種の変種または別種扱いとされるテリハクサトベラ は毛がなく葉に光沢がある。
種子島以南、、沖縄、台湾、オーストラリア等亜熱帯・熱帯地域 



 石垣島 2014.7.24

 石垣島 2014.7.24

糸満市 2018.4.7

トップへ戻る

inserted by FC2 system