・森林の林下に生える小型のヘゴの仲間。茎は短く匍ふく斜上又は直立、幹が出来る事はない。(チャボヘゴも同様) ・葉柄は葉身と同長又は葉身が長い。葉柄基部の麟片は披針形で辺縁に微細突起があり、先端は尾状に伸びる。 ・葉身は三角状長楕円形〜かやや狭く、2回羽状複生〜3回羽状深裂。(葉身:葉柄の比は1-1.4) ・羽軸は赤褐色で表面はざらつき、下面に小さい鱗片をつける。 ・側羽片は長楕円状披針形、有柄、最終裂片は鈍頭、鋸歯縁。 ・ソーラスは裂片の中肋と辺円の中間、又はやや辺縁より。包膜はない。 ・分布は本州(紀伊半島)四国(徳島、高知)九州(宮崎、鹿児島)琉球(沖縄島以北)中国、台湾 |
@葉柄基部付近の鱗片は披針形で辺縁に微細突起あり。先端は尾状に伸びる。 A鱗片の長さ4.5mm B葉身の鱗片は淡褐色で袋状、先端部は茶褐色で剛毛状。 C葉脈は辺縁に達する。裂片は鈍頭、鋸歯縁。ソーラスは包膜がなく、中間かやや辺縁より。 |