クロイゲ

クロウメモドキ科 クロイゲ属 
Sageretia theezans

海岸の岩上に生える落葉又は常緑の低木。枝先は刺になることが多い。若い枝は綿毛があるかまたは無毛。
葉は互生〜やや対生し、広卵形、長さ2〜3cm、幅1〜1.5cm、鈍頭で先は凸端、基部は丸く、波状鋸歯縁、革質で表面には光沢がある。 穂状花序は葉腋または枝先に出て、円錐形の花序をつくる。花は小型で黄色、径3.5mm。萼片は三角形で背面に毛が ある。花弁は萼裂片より短い。 核果は球形で径5mm、紫黒色に熟する。
分布は四国(高知)九州(長崎、熊本)琉球、台湾、中国、インド。開花は10月。

宮古島 2021.3.16

宮古島 2021.3.16

波状鋸歯縁で先は微突端。琉球の葉は無毛が多いらしい。
宮古島 2021.3.16

宮古島 2021.3.16

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