クニガミクロウメモドキ (国頭黒梅擬) 

クロウメモドキ科 クロウメモドキ属
Rhamnus x calcicola Hatus.

海岸に面した石灰岩の岩に生える高さ1.5mの落葉低木。
1年枝はやや対生、帯褐色で多少稜があり、先端に刺がある。
葉は互生〜やや対生、洋紙質、楕円形〜広楕円形、長さ3〜5cm、幅1.5〜2cm。鈍鋸歯縁、無毛。
花は枝先に近い葉腋から多数〜やや束生して出る。萼筒は倒楕円形、長さ2mm位、裂片は4個、長さ2mm、幅1mm、花柄は長さ6〜10mm。 果実は倒卵形、長さ5mm程度で黒熟する。分布は沖縄島。開花は3〜4月。
ヒメクロウメモドキリュウキュウクロウメモドキの雑種起源と考えられている。

沖縄島 2019.3.23

沖縄島 2019.3.23

雌花 沖縄島 2019.4.2

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