山地林下や林縁、岩上に生える夏緑性の美しいシダ。根茎は短く匍ふくし、鱗片をつけ、葉を叢生状につける。 ・葉柄は光沢があり、紫褐色〜赤褐色、長さ15〜45cm。 ・葉身は卵形〜ほぼ円形、偽叉状に分岐し各枝の上側に単羽状の小羽片をつける。小羽片は披針形、上部と下部で次第に狭くなる。 ・小葉は扇形、平行四辺形状、上縁にはやや深い切れ込みがあり、基部は広いくさび形、短柄があり、無毛。 ・胞子嚢群は裂片の上縁に生じ楕円形。分布は北海道、本州、四国。 |
葉の形が孔雀が羽を広げた様にみえる事が和名の由来 葉柄、葉軸は紫褐色で光沢がある。 (左)北海道 2014.7.7 (右)神奈川県 2018.5.30 |