クグテンツキ(莎草天突)

カヤツリグサ科 テンツキ属
Fimbristylis dichotoma

日当たりの良い草地に生える多年草。根茎は発達しない。有花茎の高さは50〜100cmと大型。
葉は幅3mm程度やや革質で硬い。苞は1〜2枚は花序枝より長く縁にざらつきがある。
茎頂から多数の分花序を出し、花序には4〜10個の小穂がつく。小穂は披針形、長さ5〜6mmで褐色。
雌鱗片は広卵形、淡褐色、長さ2.5mm。中肋の先がやや出る。
痩果は倒卵形、長さ1mm、表面に格子紋がある。 花柱は扁平で繊毛をもつ。 柱頭は2岐。
分布は関東地方以西〜沖縄。開花は7〜10月。

名護市 2013.8.30 ブログ 2014.9.2

中城村 2014.9.5

(左)恩納村 2015.7.3  (右)名護市 2014.8.30

(左、中)恩納村 2014.9.2 (右)名護市 2017.11.7

基部の鞘は多くは有毛、淡褐色
恩納村 2021.6.12

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