コウシュウウヤク(衡州烏薬)

ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属
Cocculus laurifolius

主に石灰岩地帯の低地から山地に見られる常緑の低木。高さは2〜5mで雌雄異株。
小枝は緑色、やや扁平で稜が著しい。葉は長楕円状倒卵形、全縁で薄い革質、長さ7.5~15cm、先は尖り3本の葉脈が特徴。 外側の葉脈から葉縁が内側に折れる。
花序は茎頂又は葉腋に出来黄緑色の小花を円錐状に配列してつける。萼片が6枚、花弁も6枚があり、雄花には6個の長く 伸びた雄しべがある。雌花はこの雄しべは退化し、3個の雌しべがある。 核果は扁円形で径6mmで黒熟する。
分布は九州南部以南〜沖縄。開花は5〜7月。

うるま市 2017.5.15

雄花(左右) 国頭村 2012.5.27

雄花  国頭村 2011.9.24

雌花 うるま市 2017.5.15

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