コウラボシ(子裏星)

ウラボシ科 ノキシノブ属
 Lepisorus uchiyamae

海岸近くの苔の生えた岩上に生える常緑多年生シダ。根茎は長く横走し径2mmで麟片を密布する。 麟片は線状披針形で長さ2〜3mm、帯灰黒色、膜質で透明質、辺縁に刺状突起がある。
葉柄は細く長さ2〜10cm、葉身は線状披針形又は披針状狭長楕円形。長さ3〜13cm。多肉質でやや硬め、先はややゆるく尖る。 胞子嚢は円形で葉身の上半部に5〜13対でやや中肋寄り。

20012.02





胞子嚢は円形で葉身の上半部に5〜13対でやや中肋寄り。


胞子嚢を覆う麟片は卵状披針形で付着点は中心を離れている。(琉球植物誌)


この時は雨が少なかった為乾燥している。
伊是名島 2014.10.8

海岸の岩の隙間に生える。
国頭村 2015.4.4

トップへ戻る



inserted by FC2 system