コウボウシバ(弘法芝)

カヤツリグサ科 スゲ属
Carex pumila

・海岸や砂地に生える多年草。根茎は長い匍ふく枝があり横走する。有花茎は高さ10〜30cm。
・葉は有花茎より長く扁平で幅2〜4mm、深緑色。葉鞘は赤紫色で少し糸網がある。
・小穂は頂小穂から2〜4個は雄性で線形、長さ2〜3cm、帯紫褐色、有柄。やや離れて下方に雌小穂が2〜3個密着してつき密に花をつけ、有柄。
・雄鱗片は黒褐色、鋭頭。雌鱗片は褐色で中肋は緑色、先は尖るか芒状。
・果苞は雌鱗片と同長、長卵形、多数脈があり、無毛、先端は短い嘴状、光沢があり、 口部は2歯。
・痩果は密に果胞に包まれ倒卵形、長さ3〜4mm。柱頭は3岐する。分布は北海道〜沖縄。  ⇒ブログ

名護市(左)2015.5.2 (右)2015.4.12


開花期の雄花(左)と雌花(右)
名護市 2015.4.12


本部町の砂浜で、ハマスゲ、グンバイヒルガオの間をぬって
生えているのを見つけました。
この後何度か通って、約1年後に花を確認しました。


(左右)本部町 2018.5.9


本部町 2019.4.25

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