コトブキギク (寿菊)  

キク科 コトブキギク属
Tridax procumbens L.

熱帯アメリカ原産の多年草。世界の熱帯から亜熱帯にかけて広く帰化している。
茎はしばし横向けに這い、そしてやや傾き加減に立ち上り、草丈は20〜50cm、全体に荒い毛が多い。
葉は対生し、卵形〜三角形、長さ1〜5cm、不規則に浅裂し、不揃いの鋸歯がある。
葉腋から長さ30cm程の花径を出し、先端に径8mm程の頭花をつける。総苞は鐘形で径6〜7mm、総苞片は約5mm、紫色を帯びる。 舌状花は4〜5個で舌部の先端が3裂し、始め黄白色ですぐに白色となる。筒状化は黄色。痩果は褐色、長さ2mm、冠毛は羽毛状 で長さ5〜6mm。 国内では本州太平洋岸から沖縄、小笠原諸島に野生する。開花は周年。

那覇市 2008.10.26

那覇市 2008.10.26

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