コクラン(黒蘭)

ラン科 クモキリンソウ属  
Liparis nervosa


山地の林内に生える高さ15〜30cmの常緑の多年草。茎はこん棒状で多肉質、前年までの茎が枯れずに残る。
葉は歪んだ卵状楕円形で長5〜12cm、幅2.5〜5cm、元に2〜3枚葉をつける。花茎は高さ高さ15〜30cm。
花は暗紫色まばらに5〜10個付く。唇弁はくさび状倒卵形で反曲し、萼片と同長、基部に淡緑色の葯帽がある。
良く似たユウコクランよりは花や葉の数が少ない。 分布は本州(福島県以南)〜沖縄。開花は5〜6月。

東村 12.5.18

花や花茎は紅いタイプと緑のタイプがあった。



大宜見村 08.8.23

国頭村 11.1.30


花と昨年の果実
国頭村 2015.5.17

 
トップへ戻る


inserted by FC2 system