コケカタヒバ

イワヒバ科 イワヒバ属
Selaginella leptophylla

渓流の岩上や、陰湿な林下の岩上や湿った場所にみられる常緑の草本。茎は匍ふくして疎らに分岐し無毛、長さは10〜15cm、 葉を含めて幅は3〜4mm。
・栄養葉は二形、枝の複葉は不整の卵形〜長楕円状披針形、先が尖り、無柄、微鋸歯縁。
背葉は左右相称の卵形、複葉の半分位の大きさで先は尾状に伸び、鋸歯縁。
・胞子嚢穂は長さ3〜10mm。二形で背側のものは不整の長楕円形、先は尖り、鋸歯縁。
腹側の胞子葉はほぼ左右相称の卵形、先端は芒状で鋸歯縁。

分布は西表島となっていますが、伊平屋島でも生えていました。沖縄本島にも自生が確認されたらしい。

伊平屋島島 2013.2.11

(左) 2013.2.11 (右) 2013.4.3





西表島では山の湿った岩壁を這っていました。

2015.2.15(左右)




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