・平地〜低山地の林内、林縁に生える多年草。密に叢生する。 ・有花茎は平滑又はややざらつき高さは40〜80cm。 ・葉は有花茎より短く幅2〜4mm、鮮緑色、硬質でざらつく。・基部の鞘は濃褐色繊維状に細裂する。 ・苞は葉身は刺状〜葉状、有鞘。・小穂は雄雌性、頂部に少数の雄花をつけ、狭い柱形、長さ1〜2.5cm、 ・雌花は5〜10列、1節に2〜6個付き、有柄。雄鱗片は卵形で帯褐色、鋭頭。雌鱗片は狭卵形、帯褐色、鋭頭。 ・果胞は雌鱗片より長く、楕円状、長さ2.5〜3mm、稜間に太脈があり、短毛、口部は2歯。 ・痩果は密に果胞に包まれ、楕円形、長さ1.5mm。柱頭は2岐。 ・分布は本州(関東南部以西)〜沖縄。開花は9〜10月。 |