コゴメナキリスゲ(コゴメスゲ)  

カヤツリグサ科 スゲ属 ナキリスゲ節
Carex brunnea

・平地〜低山地の林内、林縁に生える多年草。密に叢生する。
・有花茎は平滑又はややざらつき高さは40〜80cm。
・葉は有花茎より短く幅2〜4mm、鮮緑色、硬質でざらつく。・基部の鞘は濃褐色繊維状に細裂する。
・苞は葉身は刺状〜葉状、有鞘。・小穂は雄雌性、頂部に少数の雄花をつけ、狭い柱形、長さ1〜2.5cm、
・雌花は5〜10列、1節に2〜6個付き、有柄。雄鱗片は卵形で帯褐色、鋭頭。雌鱗片は狭卵形、帯褐色、鋭頭。
・果胞は雌鱗片より長く、楕円状、長さ2.5〜3mm、稜間に太脈があり、短毛、口部は2歯。 ・痩果は密に果胞に包まれ、楕円形、長さ1.5mm。柱頭は2岐。 ・分布は本州(関東南部以西)〜沖縄。開花は9〜10月。

中城村 2013.11.7



(左)中城村 2013.11.7  (右)名護市 2014.9.27

中城村 2013.11.7

果胞は雌鱗片より長く、長さ2.5〜3mm、稜間に太脈があり、短毛があり、口部は2歯。
・痩果は密に果胞に包まれ、楕円形、長さ1.5mm。柱頭は2岐。
(左)2014.10.21  (右)2014.10.21

密に叢生し大株を作る事がある。
国頭村 2020.2.23

国頭村 2020.2.23

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