低山地の樹林下に生える常緑の小高木。高さは2〜3m。小枝は細く開出し、やや有毛。皮目は円形で多数散財する。 葉は2列互生し、膜質で卵状披針形〜卵状長楕円形、長さ5〜10cm、先は細めに尖り、基部は円形、低い鋸歯縁。 集散花序は葉腋から出て長さ6〜12mm。苞は狭卵形、長さ0.8mm、花は無柄、花被片は5個、楕円形、長さ約1mm。 核果は卵円形、径2.5〜3mmで橙黄色、赤褐色に熟する。花期は3〜6月。 分布は薩摩、種子島以南、沖縄島、石垣島、西表島、台湾、中国南部、東南アジア、インド、マレーシア、オーストラリア。 |