コバフンギ
別名 キリエノキ

ニレ科 ウラジロエノキ属
Trema cannabina

低山地の樹林下に生える常緑の小高木。高さは2〜3m。小枝は細く開出し、やや有毛。皮目は円形で多数散財する。
葉は2列互生し、膜質で卵状披針形〜卵状長楕円形、長さ5〜10cm、先は細めに尖り、基部は円形、低い鋸歯縁。
集散花序は葉腋から出て長さ6〜12mm。苞は狭卵形、長さ0.8mm、花は無柄、花被片は5個、楕円形、長さ約1mm。
核果は卵円形、径2.5〜3mmで橙黄色、赤褐色に熟する。花期は3〜6月。
分布は薩摩、種子島以南、沖縄島、石垣島、西表島、台湾、中国南部、東南アジア、インド、マレーシア、オーストラリア。

石川市 2014.9.10 

石川市 2014.9.10 

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