ケタデ(毛蓼)
タデ科 イヌタデ属
Persicaria barbata

日当たりの良い湿地や池、河原、田んぼの近くに生える多年草。茎は基部が這って節から根を下ろし、 分岐してその後直立して高さ30〜100cmになる。
葉は披針形〜長楕円状披針形、両端は尖り、長さ7〜15cm、幅1.5〜4.5cm、両面に毛がある。
托葉鞘は円筒形で伏した剛毛を有してざらつき、先端には荒く長い毛がある。毛の長さは1〜1.5cm。
総状花序は頂生又は葉腋に出来、白い花を多数つける。花柄は苞より短く、顎は5裂し、長さ2.3〜3mm、雄蕊は8個、葯は白色。 痩果は光沢のある黒褐色で3稜のある卵形で長さ1.5〜2.2mm。
国内分布は奄美大島以南〜琉球列島。開花は周年で特に秋に花が見られる。 変種にリュウキュウタデがある。
西表島 2013.10.28

西表島 2011.9.8

伊平屋島 2013.11.20

名護市 2019.11.10

名護市(左)2019.11.10(中・右)2019.11.25

名護市2019.11.25

名護市2019.11.25

宮古諸島 2021.3.16

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