ケミズキンバイ(毛水金梅)

アカバナ科 チョウジタデ属
Ludwigia adscendens

沼などの水中に生える高さ30〜60cmの多年生草。茎は水上に浮かび、丸く、下根し、径3〜5mm、上端付近は有毛。
葉は倒卵状楕円形〜倒披針形、狭長楕円形、長さ4〜7cm、幅1〜3cm、鈍頭〜円頭、上面は無毛、下面は白毛がある。 花は葉腋に単生し、白色で中心部は黄色くて径2〜2.5cm位、小包は子房の下部につき、卵円形で長さ1〜2mm、萼片は披針形、鋭尖頭、 長さ8〜10mm、花弁は広卵形で5個。果実は円柱状棍棒形、長さ3〜5mm、多少湾曲し、縦稜がある。種子は斜4角形で径2mm、高さ1mm位。
分布は沖縄島、北大東島、南大東島、宮古島、来間島、石垣島、台湾、熱帯アジア。開花は5〜12月。

南大東島 10.12.13

南大東島 10.12.13

葉は倒卵状楕円形〜倒披針形、鈍頭〜円頭、時に凹頭、上面は無毛、下面は白毛がある(右)
北大東島 10.12.12

茎は水中に浮き、水中を這う。葉柄の基部に卵形で細く尖った1対の腺体がある。
宮古島 2022.5.9

果実は円柱状棍棒形、長さ3〜5mm、多少湾曲し、縦稜がある。
宮古島 2022.5.9

宮古島 2022.5.9

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