カタヒバ(片檜葉)

イワヒバ科 イワヒバ属
Selaginella involvens


・岩の上や樹幹に生える常緑草本。主茎は地表を長く匍ふくし、側枝は羽状に分岐して葉身状になる。
・背葉は卵形で左右非対称、鋭尖頭、辺縁は微鋸歯縁。
・複葉は長楕円形〜広長楕円状披針形、左右非対称、鈍頭〜鋭頭、辺縁は微鋸歯縁。
・胞子嚢穂は小枝に1個頂生し、四角柱状、長さ0.5〜3cm、胞子葉は4列に並び、同形で三角状卵形鋭尖頭で棒状に伸び、 基部近くは微鋸歯縁。・分布は本州宮城県以南、四国、九州、琉球。

2012.9.12

枝の真中にある軸の様なのが背葉裂でここがカタヒバは盛り上がっていて、イヌカタヒバは平面的。
2012.9.12

枝先にある色の薄い所が胞子嚢穂。胞子嚢穂は小枝に1個頂生し、四角柱状。 水分が足りないと乾燥して内側に丸まってしまう。

2012.9.12

2012.9.23

2013.4.5


山地の渓流の岩にも着生。
2013.3.23


国頭村2014.8.31

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