カシノキラン
(樫の木蘭)
ラン科 カシノキラン属
Gastrochilus japonicus
山地の常緑広葉樹林の樹幹に着生する小型の野生ラン。常緑の多年草。根は木の幹を這って長く伸びる。
茎は長さ2〜10cm。葉は2列に配列し、厚く光沢があり、長さ3〜9cm、線状長楕円形。
花は腋生の総状花序に淡黄色で1〜3cm程度の小さな花で、4〜10個つける。萼片と側花弁は同形で長さ4mm、唇弁の基部は大型の嚢となり、 内面は暗紅褐色、舷部は扇状、大きな黄班があり、縁は不規則に凹凸がある。
分布は本州(千葉県以西)〜琉球。開花は7〜8月。
国頭村 2012.7.18
国頭村 2012.7.18
2008.5.18
2009.1.11
果実がはじけた所
2007.2.3
2007.2.3
果実と花。
東村 2009.7.5
東村2009.7.5
国頭村 2018.7.18
国頭村 2018.7.28
大宜味村2020.7.24
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