カラスビシャク(烏柄杓)

サトイモ科  ハンゲ属
Pinellia ternata


低地、草地に生える高さ20〜40cmの多年草。球茎は径約1cm。葉は1〜2個で葉柄にむかごを付ける。
葉は3小葉で、小葉は長楕円形〜狭卵形で、長さ3〜12cm、短柄がある。
仏炎苞は緑色〜帯紫色で長さ5〜7cm、筒部は細長く、舷部は狭卵形でやや円頭、内面に細網があり、外面は無毛。 付属体は長さ6〜10cmでほぼ直立。液果は緑色。
分布は北海道〜琉球。開花は2〜4月。別名ハンゲ。漢方では半夏。

名護市 2011.3.5


ムラサキハンゲ(紫半夏)
f. atropurpurea

苞の内面が暗紫色の物をカラスビシャクの1品種としてこの名前がついている。
今帰仁村 2019.2.27

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