カンダヒメラン
(神田姫蘭)
ラン科 ヤチラン属
Malaxis kandae
山地の湿地で生えていました。夏緑性の多年草で高さは30〜40cm程度、
楕円形の葉は互生で5〜6枚、長さは6〜14cm。葉の縁は波打たない。
総状花序は頂生し、花を多数(20〜40個)つけ、包葉は蕾より長い。(良く似たオキナワヒメランは短い)
花は帯紫緑色〜濁紫色で萼片は広楕円形、背萼片は縁を含めていくらか反っている。花弁は線形、唇弁は長さ 6mmで三角状心臓形、先は2裂し、基部は耳状になり、蘂柱を包む。
分布は沖縄島、石垣島、西表島。開花は8〜10月。
足が沈み込む程の湿地に生えていました。
西表島 2013.7.29
花の数は20〜40個。包葉が蕾より長い。(カンダヒメランの特徴)
西表島 2013.7.29
西表島 2013.7.29
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沖縄島の日当たりの良い乾き気味の草地に生えるもの。
国頭村(左)2005.5.14 (中・右)2005.5.19
国頭村 2005.9.25
沖縄島(左、中) 2013.9.15 (右)国頭村 2014.9.26
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