カモジグサ(髢草)

イネ科 エゾムギ属 
Elymus tsukushiensis var. transiens

平地の路傍、荒地、草地に生える多年草。根茎は短くほふく根はない。稈は束生し、高さ40〜100cm。
葉は長さ20〜30cm、幅5〜10mm、無毛。葉舌は高さ1mm未満。
穂状花序は紫色を帯びた緑白色、長さ15〜25cm、弓形に垂れて多くの小穂をつける。小穂は長楕円形、長さ15〜25mm、5〜10小花からなる。
包頴は披針形、第1包頴は長さ5〜6mm、第2包頴は7〜8.5mm。護頴は長さ9〜12mm、無毛、先は次第に細くなり先は長さ1.5〜3cmの直立した芒となる。 内頴は護頴と同長で竜骨の上半部に沿って細い翼(ひれ)があり縁は多数の細かい歯が並ぶ。
分布は北海道〜琉球、朝鮮、中国等。開花は5〜7月。

本部町 2020.5.14

(左、中)本部町 2020.5.14 (右)大宜味村2016.5.24

本部町 2020.5.14

大宜味村2016.5.24

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