カキバカンコノキ(柿葉かん餬木)

コミカンソウ科(←トウダイグサ科) コミカンソウ属(←カンコノキ属)
Phyllanthus nitidus

低地や山地林縁でみられる常緑の小高木。高さは2〜10m。葉は互生。卵状長楕円形で鈍頭。
葉の形がカキの葉に似る事からこの名前が付いた。
葉腋から散形花序を出し、淡緑色の花を付けるが花弁はなく、萼片が花弁のように開く。
果実は扁球形、径1cm程度、紅〜褐色。種子は朱色。
分布は屋久島以南の琉球列島、中国南部、東南アジア。開花は7〜8月。

西表島 2011.12.26

葉腋から散形花序を出し、淡緑色の花を付けるが花弁はなく、萼片が花弁のように開く。
東村 2012.5.26

花後、直径7〜9o程の緑色の実を多数付ける。
西表島 2011.12.26

東村 2012.5.26



←熟すると赤橙色に変わり最後に黒色になる。



西表島 2013.5.26


国頭村(左・中) 2016.1.9  (右)2018.1.15

葉は両面無毛で表は光沢がある。葉先は殆ど伸びず、鈍く〜丸く尖る。葉裏は葉脈が隆起する。
うるま市 2020.2.9 

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