カカツガユ(和活が油)

クワ科 ハリグワ属
Maclua cochinchinensis



常緑の藤本で大きなものは高さ10〜15m、幹の直径10cmに達する。若い木の小枝には内曲する刺がある。 枝を折れば葉とともに白色の乳腋をだす。芽と托葉には汚黄色の綿毛がある。葉は楕円形〜倒卵形、辺縁はわずかに内曲する。
腋生の頭状花序は球形。集合果は黄熟。雌雄異株。雄花序は径6〜9mm、雌花序は径6〜9mm、多数の花がつき、花被片は厚く、倒卵状長楕円形、先は肥厚して 微毛が密生する。
果実は痩果、橙黄色、複合果は径1.5〜2cm。分布は本州(山口県)〜琉球。開花は5〜6月。

国頭村 2012.5.26

伊平屋村で見たものまだ若い株。
伊平屋島 2013.11.20

うるま市 2017.11.26

うるま市 2017.12.27

西表島 2018.10.19


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