エビネ(カツウダケエビネ:嘉津宇岳海老根)

ラン科 エビネ属
Calanthe discolor Lindl.


石灰岩の山で見られる多年生草本。地下茎は節が多く、多数のひげ根を出し、偽球茎は数個連なって並ぶ。
葉は2〜3個ついて長さ15〜25cm、倒披針形〜長楕円形。花茎は高さ20〜40cm、1〜2個の鱗片葉がある。
花はやや疎らに5〜25個程度付き、萼片と側花弁は暗褐色、唇弁は萼片と同長で白色で3裂する。 以前は沖縄本島の物はカツウダケエビネとして固有種となっていたが、近年はエビネとして統合された。
分布は沖縄島北部。花期は3〜4月。


2008.4.5

2008.4.5


2008.4.12

2008.4.12

花のアップ。

2009.4.4


2008.5.4


大宜味村2011.3.26

大宜味村2014.3.30






緑花があった。
花1輪、落下した物があり、綺麗な状態なのでシダの葉に載せて写した。

大宜味村2015.4.8

この日は雨で花は落ちているのが結構ありました。そろそろ、ここの花期も終わり頃。
雨に打たれて花が下向きになっていると、赤い萼片が目立ち、これも綺麗な姿だなと思った。
大宜味村2015.4.8



(左)名護市 2019.1.23  (右)大宜味村 2121.4.13



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