ジャゴケ(蛇苔)

ジャゴケ科 ジャゴケ属
Conocephalum conicum


渓流の岩上や陰湿な場所に生え、分布は日本全国。
・平たい葉状体をもつ苔類である。表面が鱗を並べたように見えるのが特徴でヘビの皮膚に似ているのでこの名前がついた。
・雄器托は無柄で、葉状体の上面に作られる。楕円形でやや盛り上がり、表面には細かな凹凸がある。
・ 雌器托は円錐形で成熟すると長い柄を伸ばして立ち上がり、茸の様な姿となる。


初めはこれがゼニゴケシダかも知れないと思って、あちこちで観察していたのですが、
西表の知人に名前を教えて貰いました。葉状体の先端(くびれている所)に付く丸いのが雄器托。
西表島 2012.10.27

成熟時に急に伸びる雌器托
国頭村 2012.3.19

葉の裏側には根の様な物がついて土や岩に貼りついている。
国頭村 2012.11.20

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