イワヤナギシダ(岩柳羊歯)
ウラボシ科 サジラン属
Loxogramme salicifolia

山地林内樹木の幹や岩上に着生する常緑性のシダ。根茎は長く横走し、麟片をやや密に付ける。
葉柄は淡緑色。葉身は狭倒状披針形〜線形、長さ15〜20cm。幅1〜1.7cm。 全縁で鋭尖頭。基部に向けて次第に細くなり、葉柄の翼となり流れる。
胞子嚢群は葉身の中央部より下方にまでつき、中肋から辺縁に向けて斜上して付く。
国内分布は本州(千葉県以西)〜琉球列島。

2012.3月

2012.3月

胞子嚢群は葉身の中央部より下方にまでつき、中肋から辺縁に向けて斜上して付く。
国頭村 2012.3.24

(右)石灰岩山の岩上に着生する。名前の由来はこの状態から。

(左)リュウキュウヒモラン、ノキシノブ、カタヒバ、
サクララン等と一緒に古い樹幹に着生する。

(左)国頭村 2010.8.14  (右)名護市 2015.12.17

国頭村 2017.12.24

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