イワイタチシダ(岩鼬羊歯)


オシダ科 オシダ属
Dryopteris saxifraga

・深山の湿った岩壁に生育する常緑性のシダ。ヤマイタチシダに似るが小型。根茎は斜上。
・葉柄には開出する鱗片が密にあり、基部が幅広でやや袋状、狭披針形、黒褐色で基部と辺縁・先端部は褐色。
・葉身は2回羽状全裂〜3回羽状全裂、三角状広披針形、長さ(10-)17〜28(-33)cm、幅(4.6-)6.8〜14(-20)cm。軟らかい革質、 濃黄緑色、鱗片は基部が袋状の線状披針形、
・胞子嚢群は円形、葉身、羽片の頂点側からつき、中肋と辺縁の中間。包膜は円陣形、灰白色。
・分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。
長野県 2015.4.23

葉柄には開出する鱗片が密にあり、基部が幅広でやや袋状。
長野県 2015.4.23

最下羽片は非相称の三角形(下向き第1小羽片が最大)、2番目以上は三角状披針形。
長野県 2015.4.23

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