イワヘゴ (岩へご) 

オシダ科 オシダ属
Dryopteris atrata

・山地の渓谷の近く等湿った林床に生える常緑性のシダ。 ・根茎は直立する。 ・葉柄は淡緑色、長さ20〜40cm。
・鱗片は下部で密で披針形、それより上はやや密〜疎らで狭披針形、光沢のある黒褐色で疎らな毛状突起縁。
・葉は披針形〜長楕円状披針形、1回羽状複生〜2回羽状浅裂、長さ40〜80cm、幅15〜25cm、紙質で緑色。
・葉の鱗片は羽軸、羽片の中肋の背軸側でやや密、裏面脈上でまばら、ほぼ無毛、 ・頂羽片は不明瞭。
・側羽片は長楕円状披針形、20〜40対、基部から2〜5対は下向き。最終裂片の辺縁は鋸歯縁(深さ1〜2mm)
・胞子嚢群は葉身、羽片の頂点側からつき、中肋寄り、包膜は円腎形、灰白色。 ・分布は本州、〜九州、種子島。

神奈川県 2018.5.28

鱗片は下部で密で披針形、それより上はやや密〜疎らで狭披針形、光沢のある黒褐色
神奈川県 2018.5.28

側羽片は長楕円状披針形、20〜40対、頂羽片は不明瞭
神奈川県 2018.5.28

神奈川県 2018.5.28

胞子嚢群は葉身、羽片の頂点側からつき、中肋寄り、包膜は円腎形、灰白色
神奈川県 2018.5.28

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