イソテンツキ (磯点突) 

カヤツリグサ科 テンツキ属
Fimbristylis pacifica

日当たりの良い海岸湿地に生える小型の多年草。密に叢生する。有花茎は多数で高さ10〜30cm。
葉は細くてやや硬く、幅0.5〜0.7mmで無毛。基部の鞘は褐色。
花序は通常1個の小穂からなり、基部に苞は1枚ある。
小穂は卵形、長さ7〜10mm、幅2.5〜3mm、褐色。鱗片は楕円形で短芒がある。
痩果は広倒卵形、長さ1mm、横断面は凸レンズ形、基部に単柄があり、黒褐色に熟する。
花柱は長さ4〜6mm、扁平。柱頭は2岐する。 分布は伊豆諸島、高知県、九州南東部〜琉球諸島。

西表島 2015.2.16

小穂は通常1個からなり、基部に苞が1枚ある。
西表島 2015.2.16

花柱が短く、両縁の毛は中部以上にある。短柄があり、痩果の長さは0.7〜1mm。
西表島 2015.2.16

恩納村 2018.7.23

恩納村 2018.7.23

================================= 長崎県で 2023.11.10 =================================

長崎県 2023.11.10

長崎県 2023.11.10

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